日本の結婚、マナー、礼儀色々あります。
恥をかかない為に、服装・祝儀袋・お祝い用プレゼントにスポットをあて書きました。
友人の結婚式に招待されたら、もう頭の中は当日の服装の事でいっぱいなのではないでしょうか。
素敵な男性や女性に出会うため、それはそれはオシャレな格好で出席する事でしょう。
結婚式のような正装の場では、服装や服飾品などにもマナーがあります。
せっかくオシャレをするならば、マナーも守った素敵なものにしましょう。
という事で、この出席準備編では結婚式当日の服装のマナーについて考えましょう。
よく「結婚式の招待状に「平服で…。」との指定がありますが、そもそも平服(へいふく)というのは、礼服でなくても良いですよという事で、略礼装のことを指します。
略礼装には、特にコレだぁという決まりはありません。かなり自由な着こなしが可能です。
といっても普段着&行き過ぎたファッションはダメです。
特に決まりのない略礼装ですが、普段着というわけにはいきません。
男性ならば一般的にはダークスーツ、シャツやネクタイ、小物などで雰囲気を演出すると良いでしょう。
女性ならば、スーツでもワンピースやツーピースでも流行のものを着こなし、遊び心のあるアクセサリーなどを取り入れて、あなたらしさを演出しましょう。
意外とややこしいような?平服ですが、おでかけファッションと考えれば良いでしょう。
また、結婚式のようなフォーマルな席では、昼間と夜の区別が大切なポイントです。
(ちなみに”昼間”とは、正午から午後5時ごろまでの結婚式をさします)
結婚式に出席する事になり、ご祝儀のためのご祝儀袋も購入。
さて、自分の名前を書こうと思ったあなた、ご祝儀袋の正しい書き方については大丈夫ですか?
まずは基本的な結婚式でのご祝儀袋の書き方をご紹介します。
基本は毛筆。筆か筆ペンで書きましょう。
結婚式でのご祝儀袋に表書き(名前)を書く場合は、原則として毛筆で書きます。
もちろん便利な筆ペンで書いても大丈夫ですよ。
しかし、手軽・便利ということで万年筆やボールペンで書くのはマナー違反です。
筆で書くことがどうしても苦手という人は、黒のサインペンで書くと良いでしょう。
文字の色は黒。結婚式などのお祝い事では濃い黒を。
筆の場合でも筆ペンの場合でも、色は黒で書きます。特に結婚式などのお祝い事では、濃い黒を用います。
結婚式でのご祝儀袋の書き方(個人名の場合)もっとも多く使うであろう一般的な表書きは個人名でしょう。
名前は名字だけでなく、姓と名を書きます。
もちろん表書きに書く個人名は、ご祝儀の贈り主である「あなた」の名前ですよ。
筆でも筆ペンでも表書きは上手でなくても大丈夫です。
ただし、心をこめて丁寧に書くようにしましょう。
どうしても苦手という場合は、デパートなどでご祝儀袋を購入した場合、表書きを変わりに書いてくれるサービス(有料?)があるようです。
そちらを利用してみるのも良いでしょう。
結婚祝のプレゼントには、色々なタブーがあります。包丁などの刃物類を結婚祝のプレゼントとするのは、「縁を切る・裂く」という意味から、タブーとされています。
また、「別れ」につながるとされる白いハンカチ、「割れる」鏡もあまりよくないとされていますが、本人たちの希望であれば、プレゼントしても差し支えありません。
一般的に、時計は「勤勉」を意味するので、結婚祝のプレゼントとして目上の方へ贈るのは避けるべきです。
もちろん希望であれば大丈夫です。
また、結婚祝い金と同様に、プレゼントも「4」と「9」という数字には気をつけましょう。
「4」は「死」、「9」も「苦しむ」につながる数字です。4個、9個といったプレゼントは絶対に避けましょう。
以前は、「2」という数字も、偶数なので割れる(別れる)といって避けてきましたが、現在では「2」は「ペア」と考えるようになり、問題はないとされています。
また、欧米では、キリストが13日に十字架にかけられたことから、「13」は凶数とされています。
一方、お茶は、お香典返しにされることが多いため、あまり結婚祝のプレゼントに選ばれることがないようですが、別にタブーではありません。
なお、結婚祝いのプレゼントは、正式には結婚式の1週間前の吉日に渡すのが良いとされています。